プレー解説

ワイルドキャットとは? レイブンズ、デリック・ヘンリーへの直接スナップで同点の2点【NFL第5週】

公開 2026年10月14日
PLAYBOOK 10:ワイルドキャットとは? レイブンズ、デリック・ヘンリーへの直接スナップで同点の2点【NFL第5週】

第5週の日曜夜、レイブンズはエースQBのラマー・ジャクソンを足首のけがで欠いていました。8点を追う残り40秒、控えQBのタイラー・ハントリーがタッチダウンパスを決めると、同点のための2ポイントで選んだのは、RBデリック・ヘンリーへの直接スナップ。ヘンリーは外を回ってエンドゾーンに入り、23-23。延長戦はハントリーのQBスニークで勝ち越しました。

アメフトのワイルドキャットの図解。RBに直接スナップし、WRへ手渡すふりをして、RBが外を回ってエンドゾーンへ
ワイルドキャット。QBではなくRBがスナップを受けます。 ※図は作戦の考え方を示すイメージで、実際の隊形・人数・選手の動きを再現したものではありません。

この場面

試合 レイブンズ 30-23 ファルコンズ(延長、2026年10月11日、第5週・日曜夜)
同点まで 残り40秒、ハントリーからデボンテス・ウォーカーへの7ヤードTD。2ポイントはヘンリーへの直接スナップで成功し23-23
延長 レイブンズが先攻。7分以上を使った14プレー68ヤードのドライブを、ハントリーの1ヤードのQBスニークで締めくくる
結果 ファルコンズ最後の攻撃は、Sカイル・ハミルトンのインターセプトで終了

ワイルドキャットとは

QBの位置にRBなどほかの選手が立ち、センターから直接スナップを受ける隊形を「ワイルドキャット」と呼びます。ボールを受けた選手は、そのまま走ることも、横を走る味方に手渡すこともできます。

ふつうの攻撃では、QBがボールを受けてからRBに渡すまでに一瞬の間があります。ワイルドキャットでは走る選手が最初からボールを持つので、その分、守備に考える時間を与えません。一方で、ボールを持つ選手がパスを投げるのは難しいため、守備はランに集中しやすいという弱点もあります。

この試合では(報道にもとづく)

  • CBSスポーツの速報ブログによると、レイブンズはヘンリーとWRゼイ・フラワーズを並べてバックフィールドに置くワイルドキャットの隊形でスナップ。ヘンリーはフラワーズに手渡すふりをしてから、外を回ってエンドゾーンに入りました。
  • WMAR(ボルティモアの地元テレビ局)によると、ジャクソンは前週のタイタンズ戦で足首を痛めて欠場し、サイドラインからハントリーを助けていました。ジェシー・ミンターHCは延長のドライブを「信じられないドライブ」とたたえています。

観るときのポイント

  • QBの位置に誰が立っているか。背番号でQB以外(RBやWR)だとわかったら、ワイルドキャットです。
  • 横に動く選手(モーション)を見る。今回のように、手渡すふりの相手がいると、守備はどちらにボールがあるか一瞬迷います。

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出典(2026年10月14日に確認):

図版:TOUCHDOWN FLICKZ作成。試合の映像・写真は使用していません。日付は現地時間です。

この記事の情報は 2026年10月14日 時点のものです。事実はNFL公式・各チーム公式・記録サイトで確認し、発言や見方は出典を明記しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。
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