プレー解説

残り7秒からのサヨナラFG:ラマー・ジャクソンのパスとタイムアウト、56ヤードのキック【NFL第3週・ブラジル】

公開 2026年10月14日
PLAYBOOK 04:残り7秒からのサヨナラFG

ブラジルで3試合目、リオデジャネイロでは初めてのNFL公式戦となったマラカナン・スタジアム。カウボーイズが残り7秒で31-31の同点に追いつくと、レイブンズはわずか1回のパスで陣地を進め、残り1秒でタイムアウト。タイラー・ループの56ヤードのフィールドゴールで勝ちました。7秒あれば何ができるのか。時計の使い方の教科書のような場面です。

残り7秒からのサヨナラフィールドゴールまでの時間の流れを示した図
残り7秒から、パス1本とタイムアウトでフィールドゴールの時間を残しました。 ※図は作戦の考え方を示すイメージで、実際の隊形・人数・選手の動きを再現したものではありません。

この場面

試合 レイブンズ 34-31 カウボーイズ(2026年9月27日、第3週、ブラジル・リオデジャネイロ)
同点 カウボーイズのブランドン・オーブリーの23ヤードFGで31-31、残り7秒
最後の攻撃 ラマー・ジャクソンからゼイ・フラワーズへの27ヤードのパスが成功。ジャクソンが残り1秒でタイムアウト
結果 ループの56ヤードFGが成功し、34-31

試合終盤の時計の使い方

アメフトの時計は、プレーごとに止まったり動いたりします。パスが成功してフィールドの中で倒れた場合、時計は動き続けます。そのため、終盤のチームは次のどれかで時計を止めます。

  • タイムアウト:前半・後半それぞれ3回まで。
  • サイドラインの外に出る:前半の残り2分以降と第4クォーターの残り5分以降は、次のスナップまで時計が止まります。
  • スパイク:QBがスナップ直後にボールを地面に投げつけてパス失敗にし、時計を止める。ただしダウンを1回使います。

今回は、パスが通ってすぐ、ジャクソン自身がタイムアウトを取って1秒を残しました。1秒でも残れば、フィールドゴールを蹴ることができます。

この試合では(報道にもとづく)

  • AP通信の記事によると、ジャクソンは最後の攻撃について「全員のタイミングが合っていた」と話しました。
  • ジェシー・ミンターHCは「こういう瞬間のために練習して、それが来るのを待つ。今日それが来た」とコメントしています。

観るときのポイント

  • 残り時間と、各チームのタイムアウトの数をセットで見る。中継の画面には、残りのタイムアウトが点や線で表示されています。
  • キッカーの距離。フィールドゴールの距離は「スクリメージラインの位置+17ヤード前後」。50ヤードを超えるとNFLでも難度が上がります。

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出典(2026年10月14日に確認):

図版:TOUCHDOWN FLICKZ作成。試合の映像・写真は使用していません。日付は現地時間です。

この記事の情報は 2026年10月14日 時点のものです。事実はNFL公式・各チーム公式・記録サイトで確認し、発言や見方は出典を明記しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。
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