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アメフトのダウンとは? 4回の攻撃で10ヤード、「3rd & 2」の読み方を図解(NFL)

公開 2026年10月14日
大学アメフトの試合で、ボールを持った選手がタックルされる場面
写真:2008年 海軍士官学校の試合(大学)/U.S. Navy photo by MC David P. Coleman(パブリックドメイン)

アメフトでいう「ダウン」は、1回の攻撃のこと。攻撃側は4回のダウンのうちに10ヤード進めば、また新しく4回の攻撃権がもらえます。この「4回で10ヤード」がわかると、アメフトの試合はぐっと観やすくなります。

アメフトのダウンの数え方の図解。1st & 10から3回の攻撃で10ヤード進み、新しいファーストダウンになる例
自陣25ヤードから攻撃を始めた例。3回目の攻撃で10ヤードに届き、ファーストダウンが更新されます。

1. 「3rd & 2」の読み方

中継の画面には、いつも「何回目の攻撃か」と「あと何ヤードか」が表示されています。

表示 読み方 意味
1st & 10 ファースト・アンド・テン 1回目の攻撃。あと10ヤード
2nd & 7 セカンド・アンド・セブン 2回目の攻撃。あと7ヤード
3rd & 2 サード・アンド・ツー 3回目の攻撃。あと2ヤード
4th & 1 フォース・アンド・ワン 4回目(最後)の攻撃。あと1ヤード

テレビ中継でフィールドに引かれている黄色い線が、10ヤードの目標地点です。実際のフィールドには線はなく、サイドラインで係員が持つ10ヤードの鎖(チェーン)で距離を測っています。ぎりぎりのときに審判が鎖をフィールドに持ち込んで測るのが「メジャーメント」です。

2. ファーストダウンの更新

10ヤードに届けば、何回目の攻撃でも、そこから新しい「1st & 10」が始まります。1回で10ヤード以上進めば、すぐに更新です。守備側の一部の反則(パス・インターフェアランスなど)でも、自動的にファーストダウンが与えられます。

反対に、攻撃側が反則で下げられると「1st & 15」のように、残りヤードが増えます。

3. 4thダウンの3つの選択

選択 どうする よく選ぶ場面
パント ボールを遠くへ蹴り、相手の攻撃を自陣から遠ざける 自陣深く、またはまだ遠い位置
フィールドゴール キックで3点を狙う 相手陣の35ヤード線あたりより内側
そのまま攻める 失敗すると、その地点から相手の攻撃(ターンオーバー・オン・ダウンズ) 残りが1〜2ヤード、または負けていて時間がないとき

4thダウンでそのまま攻めることを、日本の中継では「ギャンブル」と呼ぶこともあります。近年のNFLは、データをもとに4thダウンで攻めるチームが増えています。

4. プレーが終わるとき(ダウンが終わるとき)

  • ボールを持った選手が倒された
  • ボールを持った選手が、サイドラインの外に出た
  • 前へのパスが、誰にも捕られずに地面に落ちた(パス失敗)
  • 得点が入った

NFLの「ダウン・バイ・コンタクト」

NFLでは、ボールを持った選手が手と足以外の部分(ひざなど)を地面につけても、相手に触れられていなければプレーは止まりません。起き上がって走り続けられます。相手に触れられて倒れたときに、はじめてプレーが終わります。これを「ダウン・バイ・コンタクト」と呼びます。大学のアメフトでは、ひざが地面についた時点でプレーが終わるのが大きな違いです。

5. ゴール前の「& Goal」

相手のゴールラインまで10ヤード以内の位置でファーストダウンを取ると、目標地点はゴールラインそのものになります。表示は「1st & Goal」。ここからは、4回のうちにタッチダウンを取れなければ、フィールドゴールを狙うか、攻撃権を失うことになります。

出典:NFL Football Operations(2025年版公式ルールブック)。写真:2008年の海軍士官学校の試合(大学)。U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist David P. Coleman(パブリックドメイン/Wikimedia Commons)。図版:TOUCHDOWN FLICKZ作成。

この記事の情報は 2026年10月14日 時点のものです。事実はNFL公式・各チーム公式・記録サイトで確認し、発言や見方は出典を明記しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。
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