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TEAM FILE 04|ニューヨーク・ジェッツ:「勝利を保証する」から始まった物語

公開 2026年10月13日
ニューヨーク・ジェッツのTEAM FILE表紙
表紙写真:MiracleMiles(CC BY 4.0/Wikimedia Commons)、ユニフォーム図:TheGoodGeneral 1(CC BY 4.0/Wikimedia Commons)

1969年、圧倒的不利と言われた第3回スーパーボウルの前に、QBジョー・ネイマスは「勝つと保証する」と言い切り、本当に勝ってみせました。NFL史に残る番狂わせのチーム、ニューヨーク・ジェッツ。ただ、プレーオフからは2010年シーズンを最後に遠ざかっています。2026年は2年目のアーロン・グレンHCのもと、長い低迷からの逆襲をめざします。

基本データ

本拠地 ニュージャージー州(メットライフ・スタジアム。ジャイアンツと共用)
創設 1959年(1960年に「タイタンズ」としてAFL参戦、63年に改名)
所属 AFC東地区(同地区:ビルズ、ペイトリオッツ、ドルフィンズ)
タイトル スーパーボウル優勝1回(1969年1月の第3回)
ヘッドコーチ アーロン・グレン(2025年就任。今季が2年目)
2026年 2勝3敗・AFC東3位(第5週終了時点)
出典:Pro-Football-Reference / newyorkjets.com / Wikipedia。数字は2026年10月13日時点。

どこのチーム?

名前は「ニューヨーク」ですが、本拠地はマンハッタンからハドソン川を渡ったニュージャージー州イーストラザフォードです。

ニューヨーク・ジェッツの本拠地を示すアメリカ地図
●がジェッツの本拠地(ニュージャージー州イーストラザフォード)。○は同じAFC東地区のビルズ、ペイトリオッツ、ドルフィンズ。地図データ:US Census Bureau(us-atlas)

「I guarantee it.」

第3回スーパーボウルの相手はNFL王者のボルチモア・コルツ。当時はAFLのチームがNFLに勝つのは難しいと見られていました。試合の数日前、野次を受けたネイマスは「I guarantee it.」と返し、宣言どおり16-7で勝利。試合のMVPにも選ばれています。

この勝利は、AFLとNFLの実力差がないことを示した一戦として、1970年のリーグ合併を語るうえでも欠かせない出来事です。

2026年:2年目のグレン体制。連敗を止めて2勝目。

2025年は3勝14敗。今季はトレードでQBジーノ・スミスを獲得し、ドラフト全体2位でデビッド・ベイリーを指名。第4週のベアーズ戦で大敗した後、第5週はブラウンズに勝って連敗を止めました。

週 相手(@はアウェイ) 勝敗 スコア
第1週 @タイタンズ ○ 23-10
第2週 パッカーズ(延長) ● 17-20
第3週 @ライオンズ ● 24-31
第4週 @ベアーズ ● 12-23
第5週 ブラウンズ ○ 17-12
次戦は第6週@ペイトリオッツ(現地10/18)。バイは第13週。 出典:Pro-Football-Reference / NFL.com / newyorkjets.com

現地の声

“Our guys are not broken.”
(うちの選手たちは、折れていない。)

HC アーロン・グレン、ベアーズに大敗した後(10月5日)

“We're not going to let one game define us.”
(1試合で、自分たちを決めつけさせない。)

C ジョシュ・マイヤーズ(10月5日)

“Listen, I've said all along that his time is going to come.”
(ずっと言ってきた。彼の時代は必ず来る。)

グレンHC、3サックの新人ベイリーについて(10月11日)

amNY のジョー・パントーノ記者は、ベアーズ戦の大敗を受けて「グレン体制に進歩が見えない」と厳しく指摘(10月5日)。

発言の出典:AP / SNY / amNY。引用は短く抜粋し、日本語訳を添えています。

キープレーヤー

QB ジーノ・スミス

  • 2026年3月にトレードで加入
  • 5試合で6TD・INTゼロ
  • パス成功率は約69%

EDGE デビッド・ベイリー

  • 2026年ドラフト全体2位
  • 5試合で5.0サック
  • 第5週は1試合3サック

WRギャレット・ウィルソンも5試合で374ヤード・3TD。ファッション好きとしても知られます。

Instagramでチェック

チーム公式:@nyjets

注目の3人:

  • ギャレット・ウィルソン(WR):2022年の最優秀新人(攻撃)。今季は5試合で374ヤード・3TD @garrettwilson
  • デビッド・ベイリー(EDGE):2026年ドラフト全体2位の新人。5試合で5.0サック @david_bailey_33
  • ミンカ・フィッツパトリック(S):オールプロ選出の経験を持つベテラン。今季もインターセプトを記録 @fittypat21

アカウントは認証済みの本人アカウントを確認して掲載しています。成績の出典:Pro-Football-Reference。

メットライフ・スタジアム

  • 2010:開場
  • 約8万:収容人数
  • 2:本拠地にする球団

ジェッツとジャイアンツ、ニューヨークの2チームが共用する巨大スタジアム。実はニューヨーク州ではなく、川を渡ったニュージャージー州にあります。2026年W杯の会場にもなりました。

ジェッツを、街で着るなら

  • レガシー・コレクション:2024年に登場。1979〜89年の守備陣「サック・エクスチェンジ」時代へのオマージュ。
  • Kith × NFL:NYのブランドKithが、2026年秋コレクションでジェッツを含むNFLとのコラボを展開。
  • ギャレット・ウィルソン:2024年にはパリ・ファッションウィークのランウェイを歩いた、ファッション好きで知られるWR。

緑×白は、スタジャンやキャップで取り入れると街でも浮きにくい配色。

知っておくと、もっと楽しい

  • J-E-T-S!:本物の消防士「ファイアマン・エド」が1986年から先導してきた名物チャント。
  • SACK EXCHANGE:1981年の守備陣の愛称。ニューヨーク証券取引所にちなみ、実際に取引所の鐘を鳴らした。
  • NAPKIN:2000年1月、ベリチックはジェッツのHC就任当日にナプキンに辞意を書き、のちにペイトリオッツへ。

こんな人におすすめ

ニューヨークらしい華やかさと、長い低迷からの逆襲を見届けたい人。

TEAM FILEは、AFC東地区から順に32チームを紹介していくシリーズです。はじめての方は「NFLって、なに?」からどうぞ。

出典:CBS Sports、Hypebeast、Jets X-Factor、NFL.com、Pro-Football-Reference、SNY、Wikipedia、amNY、newyorkjets.com、AP、Pro Football Hall of Fame、The Sporting News。成績・数字は2026年10月13日時点です。

この記事の情報は 2026年10月13日 時点のものです。事実はNFL公式・各チーム公式・記録サイトで確認し、発言や見方は出典を明記しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。
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