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TEAM FILE 02|ニューイングランド・ペイトリオッツ:王朝のあとに来た、新しい世代

公開 2026年10月13日
ニューイングランド・ペイトリオッツのTEAM FILE表紙
表紙写真:Kenneth C. Zirkel(CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)、ユニフォーム図:DaRealConMan(CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons)

スーパーボウル優勝6回。トム・ブレイディとビル・ベリチックが20年かけて築いた王朝は、NFLの歴史そのものです。ふたりが去って一度は沈みましたが、2025年は14勝3敗で再びスーパーボウルへ。2026年は3年目のQBドレイク・メイを中心に、新しい世代の挑戦が続いています。

基本データ

本拠地 マサチューセッツ州フォックスボロ(ボストン近郊のジレット・スタジアム)
創設 1959年(AFL)(1960年にボストン・ペイトリオッツとして初シーズン)
所属 AFC東地区(同地区:ビルズ、ドルフィンズ、ジェッツ)
タイトル スーパーボウル優勝6回(出場は12回)
ヘッドコーチ マイク・ヴレイベル(2025年就任。現役時代はペイトリオッツで3度優勝)
2026年 3勝2敗・AFC東2位(第5週終了時点)
出典:Pro-Football-Reference / NFL.com / Wikipedia。数字は2026年10月13日時点。

どこのチーム?

ボストンの南西にあるマサチューセッツ州フォックスボロが本拠地。「ニューイングランド」は、アメリカ北東部の6州をまとめた地域の呼び名です。

ニューイングランド・ペイトリオッツの本拠地を示すアメリカ地図
●がペイトリオッツの本拠地(マサチューセッツ州フォックスボロ)。○は同じAFC東地区のビルズ、ドルフィンズ、ジェッツ。地図データ:US Census Bureau(us-atlas)

ブレイディとベリチック、20年の王朝

2000年にビル・ベリチックがヘッドコーチに就任し、翌2001年から控えだったトム・ブレイディが先発に定着します。そこから2019年までに、スーパーボウル出場9回・優勝6回。第51回では28-3の大差を逆転し、スーパーボウル史上初の延長戦を制しました。

王朝の始まりとしてよく語られるのが、2001年シーズンの雪のプレーオフ。ブレイディのファンブルに見えたプレーが「タック・ルール」によってパス失敗と判定され、そこから延長で勝ち上がった一戦です。

2026年:昨季はスーパーボウル進出。今季は3勝2敗で地区2位。

2025年は14勝3敗でスーパーボウルLXに進み、シーホークスに13-29で敗戦。就任2年目のヴレイベルHCのもと、今季の開幕戦はそのシーホークスとの再戦でした。

週 相手(@はアウェイ) 勝敗 スコア
第1週 @シーホークス ● 10-13
第2週 スティーラーズ ○ 20-3
第3週 @ジャガーズ ● 6-35
第4週 @ビルズ ○ 29-26
第5週 レイダース ○ 45-17
次戦は第6週ジェッツ戦(現地10/18)。バイは第11週。 出典:Pro-Football-Reference / patriots.com / CBS Sports

現地の声

“…my concern level is very high for this football team.”
(このチームへの危機感は、とても高い。)

HC マイク・ヴレイベル、ジャガーズに大敗した後(9月27日)

“I've got full trust in myself.”
(自分のことは、完全に信じている。)

QB ドレイク・メイ、ビルズに逆転勝ちした後(10月4日)

“We still have a lot to improve and to clean up.”
(まだ直すべきことが、たくさんある。)

HC ヴレイベル、45-17で大勝した後(10月11日)

Boston Globe のベン・ヴォリン記者は、主力を多く欠きながら6TDを挙げたレイダース戦を「コーチ陣の手腕が光った試合」と評価(10月11日)。

発言の出典:Boston.com / Boston Globe / NESN。引用は短く抜粋し、日本語訳を添えています。

キープレーヤー

#10 ドレイク・メイ

  • 2024年ドラフト1巡目・全体3位
  • 第5週:パス374ヤード・4TD
  • ビルズ戦で逆転の決勝ドライブ

WR A.J.ブラウン

  • イーグルスからトレードで加入
  • 対価は2028年の1巡指名権など
  • 開幕戦で足首を痛め、復帰待ち

守備ではCB陣にケガ人が続き、第5週は4人が欠場。それでも控え選手の活躍で大勝し、「層の厚さ」が話題になりました。

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チーム公式:@patriots

注目の3人:

  • ドレイク・メイ(QB):2024年ドラフト全体3位。今季は5試合でパス1,228ヤード・8TD @drake.maye
  • A.J.ブラウン(WR):2026年にイーグルスからトレードで加入。イーグルス時代に第59回スーパーボウル優勝 @1k_alwaysopen
  • ラモンドレ・スティーブンソン(RB):2021年入団。今季はチーム最多の227ラン獲得ヤード @_mondree

アカウントは認証済みの本人アカウントを確認して掲載しています。成績の出典:Pro-Football-Reference。

ジレット・スタジアム

  • 2002:開場
  • 64,628:収容人数(アメフト時)
  • 2026:W杯の会場に

隣接する「パトリオット・プレイス」には、ショップ、映画館、ホテル、球団の殿堂博物館が集まります。2026年W杯では大会のルールにより「ボストン・スタジアム」の名前で使われました。

ペイトリオッツを、街で着るなら

  • 赤のスローバック:1984〜92年風の赤ジャージに白ヘルメット。2026年もレイダース戦などで着用。
  • パット・パトリオット:1961〜92年の、独立戦争の民兵を描いたロゴ。変更案が出てもファンの反対で残った名デザイン。
  • フライング・エルヴィス:1993年からの現ロゴ。横顔がエルヴィス・プレスリーに似ていることからついた愛称。

ネイビー×シルバーは、ジャケットやキャップに取り入れやすい落ち着いた配色。

知っておくと、もっと楽しい

  • TUCK RULE:2001年の雪のプレーオフ。微妙な判定から延長で勝ち、王朝の始まりとして語られる一戦。
  • SOLD OUT:1994年シーズンから、ホームゲームは全試合完売が続いているとされる。
  • SHIPPING UP TO BOSTON:ボストン近郊出身のバンド、ドロップキック・マーフィーズの曲がスタジアムの定番。

こんな人におすすめ

王朝の歴史と、新しい世代の挑戦を両方楽しみたい人。

TEAM FILEは、AFC東地区から順に32チームを紹介していくシリーズです。はじめての方は「NFLって、なに?」からどうぞ。

出典:Boston Globe、Boston.com、CBS Sports、NESN、NFL.com、Pro-Football-Reference、Wikipedia、patriots.com、Pro Football Hall of Fame。成績・数字は2026年10月13日時点です。

この記事の情報は 2026年10月13日 時点のものです。事実はNFL公式・各チーム公式・記録サイトで確認し、発言や見方は出典を明記しています。誤りにお気づきの際はお問い合わせからお知らせください。
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